紀伊山地三霊場会フォーラム「未来につなぐ熊野の魅力」

日時:令和元年10月24日(木)14:00〜16:30
会場:あべのハルカス 25F 大会議室

歴史街道推進協議会は紀伊山地三霊場会議と共催で、紀伊山地三霊場フォーラム「未来につなぐ熊野の魅力」を開催いたします。昨年、熊野本宮大社は御創建2050年を迎えました。古代から連綿と続く「熊野詣で」の魅力について、平安時代の末、白河上皇らが「熊野詣で」出立の儀式を行われた京都・城南の地から、映像を交えて鳥羽重宏師(城南宮宮司)にお話を伺った後、田中利典師(金峯山寺長臈)の進行で熊野三山の神職、僧侶の皆様に語っていただきます。記事掲載ならびに当日の取材方、よろしくお願いいたします。

概要
■基調講演
「熊野詣で~京都から熊野三山へ」
 講師:鳥羽 重宏 師(城南宮宮司)

■ディスカッション
「未来につなぐ熊野の魅力」
 上野 顕 師(熊野速玉大社宮司)
 九鬼 家隆 師(熊野本宮大社宮司)
 男成 洋三 師(熊野那智大社宮司)
 高木 亮英 師(青岸渡寺副住職)

進行
 田中 利典 師(金峯山寺長臈)


詳細はこちらより
https://www.rekishikaido.gr.jp/teach/forum/2458/
 
 
紀伊山地三霊場会議 総裁
熊野速玉大社宮司 上野顕 
 
 この度、紀伊山地三霊場会議第7回総会におきまして、第2代総裁に選任されました。本会は、日本の精神世界の原郷ともいうべき熊野、高野、吉野の3大聖地が、参詣道という信仰の道によって繋がれていることの歴史的意義を深く受け止め、平成21年に設立されました。そして、日本で初めて巡礼の道として世界遺産に登録された地に相応しい「第1の門番」として、三霊場の保全と発展に寄与することを目的として活動しています。
 
しかし、紀伊山地三霊場会議の存在意義は、それだけには留まらないと思っています。縄文時代にまで起源が遡るといわれる神道、6世紀に伝来した仏道(教)、7世紀に開かれた修験道という3つの異質の宗教世界は、排他することなく、長い歴史を通じて影響しあい、融合しあって、世にも稀な神仏和合という日本独自の精神文化遺産を伝えてまいりました。
 
悠久の歴史的変遷を辿って、今私たちは改めて共に手を携え、一歩ずつ踏み出し始めたことの持つ意味は大きく、宗派の壁を越えて地球のために祈り、貢献していこうとする、極めて重要な意味をも持ち合わせていると思います。
 
それぞれの三霊場の素晴らしさを主張しあうだけでなく、独自の文化を理解し合い、その上で万教帰一の精神を基とした世界観を培い、交流を深め、世の平和安穏に貢献できるよう心がけることを「第2の門番」の努めとして提唱していきたいと思っています。
 
及ばずながら、このような気持ちで進んでまいりたいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
 
平成27年8月